日々のせいか

郊外のマンションで、ネコとカメと壊れたオジサン看ています。

エールの一皿

朝から小山のようなタマネギを刻み、大きな寸胴鍋相手にひたすらカレー作りです。

元々料理好きですし、カレーの鍋を回していると、昔大勢の子どもを連れていったキャンプの思い出がよみがえります。
キャンプのカレーは、豚コマが定番でしたけど、今つくっているカレーは、素朴なベジタブルカレーです。
タマネギに加え、ジャガイモ、ニンジン、カボチャ、エリンギ、そしてヒヨコマメをよくよく煮込みます。

これは、明日実家で催される父の誕生会のメインです。
父の大好物は、カレーライス。ベジタブルはいかにも高齢者向きと言うなかれ。実家行きつけの肉屋には、揚げたての特上ロースカツが予約済みなのです。
ビバ 、カツカレーライス!


剛健だった父もここ2.3年、体力気力食欲が徐々に衰え、認知症がひたひたと、しかも早足で追って来ている最中のパーティです。

だからね、敢えて往年の好物カツカレーを作ることにしたのです。

ずっと最強だった父親だった人へエールを送る一皿、たぶん最初にカツを頬ばってくれると思います。